技術士 第一次試験 建設専門科目 14施工計画

施工計画

今回は建設専門科目 施工計画に関する概説を行います。

H26以降、出題数は2問で、出題範囲は、労働安全衛生、施工計画、工程管理とかなり限定されており、毎年この3分野のうち、2分野が出題されています。3分野からの出題サイクルは一定ではないのですが、H30はH28,H26の過去問と同じ問題が出題されました。

過去5年の主な出題内容としては、

労働安全衛生(規制)・・・H30,H26

 仮設通路

 酸素欠乏

 作業床

 手掘り

 パワーショベルの荷つり上げ作業

 手すり

施工計画・・・H30,H29,H28,H27

 施工法(EPS、バーチカルドレーン、RCD、ワイヤーソー、盛土式仮締切り工法)

 土留め工(自立式、切ばり式、グラウンドアンカー式、控え杭タイロッド式、補強土式)

 仮設構造物、安全率、河川内の仮締切り工、機械使用計画(主作業、従作業)、型枠支保工取り外し順序、工事用の仮橋

工程管理・・・H29,H27,H26

 ネットワーク式工程表(CPM,PERT)

 横線式工程表(ガントチャート、バーチャート、出来高累計曲線(バナナ曲線))

 作業可能日数(降水日数、積雪日数、日照時間、作業不能日数)

 

となっております。

他科目と比べて、難易度は低く、過去問に沿った出題がされているので、2問とも確実に押さえたいところです。

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