今回は建設専門科目 電力土木に関する概説を行います。
H26以降、出題数は2問で、H26を除き、水力発電と火力発電から1問ずつ出題されています。
過去5年の主な出題内容としては、
水力発電・・・H30,H29,H28,H27,H26
方式・・・揚水式、流れ込み式(自流式)、調整池式、貯水式、水路式、中規模水力発電
施設・・・ヘッドタンク、差動サージタンク、導水路、圧力水路
河川水量・・・渇水量
用語・・・有効落差、粗度係数
火力発電・・・H30,H29,H28,H27
立地条件
構内配置計画・・・取水方式(表層、深層)、放水方式(表層、水中)
新エネルギー・・・H26
太陽光、風力、太陽電池、温度差エネルギー、バイオマス発電
となっていて、過去5年間で、同じ問題や類似問題がないことが特徴といえます。
一方で、一般知識や技術的基礎知識で正答できる問題もありますので、過去問を大まかに押さえつつ、本番で解けそうな問題があれば選択するスタンスで臨むと良いかと思います。