技術士 第一次試験 建設専門科目 8港湾及び空港

港湾及び空港

今回は建設専門科目 港湾及び空港に関する概説を行います。

出題数は、H26は2問、H27以降は1問で、港湾と空港が交互に出題されていて、出題範囲はかなり限定されています。

過去5年の主な出題内容としては、

港湾(港湾計画)・・・H30,H28,H26

港湾施設

 航路(水深、幅員) H30,H28,H26

 防波堤 H30

 泊地 H30

 護岸

工業用地、都市機能用地等

空港(施設)・・・H29,H27,H26

滑走路・・・離陸距離、加速停止距離、着陸距離、グルービング、方位選定(恒風方向) H29,H27,H26

平行誘導路 H29,H26

着陸帯 H29,H27,H26

エプロン H27

 

港湾、空港とも、施設に関する出題がほとんどで、港湾は航路の方向・幅員(卓越風波の方向、対象船舶の全長の1.5倍必要)、空港は平行誘導路(離着陸の多い空港に用いられる)が正答に関わっています。

R1は順番からすると、空港が出題されそうです。過去問をアレンジした出題となる可能性もありますので、施設の機能や基準等を大まかに押さえておくと良いです。

Image by skeeze from Pixabay