今回も引き続き、技術士第二次試験 総合技術監理部門の択一式 平成30年度の過去問を見ていきたいと思います。
経済性管理の負荷計画の問題ですね。
青本P41には、
労働時間基準
①負荷工数=標準時間×生産数+段取り時間
②能力工数=就業時間×(1-間接作業率)×作業者数×出勤率
とありますが、この辺りの知識がなくても、解ける問題です。
負荷工数は条件e~g、能力工数は、条件a~dから算出できます。単位を揃えて算出するよう気をつけましょう。
今回は時間(h)で揃えると計算しやすいですね。
負荷工数=標準時間×生産数=20(分)/60(分)×4900(個)×1/0.99=1649.8
※下線部はロス率を割り戻しています。
能力工数==就業時間×(1-間接作業率)×作業者数×出勤率=8(h)×20(日)×10(人)×0.95=1520
よって、負荷工数ー能力工数=1649.8-1520=129.8 ≓ 130 →正答は④ となりますね。