建設環境
今回は建設専門科目 建設環境に関する概説を行います。
H26は3問出題されましたが、H27以降の出題数は2問で、出題範囲は、環境影響評価、公害、環境指標等が中心ですが、時折、新分野からの出題もあったりしています。同じ問題や類似問題が出題されることも多いといえます。
過去5年の主な出題内容としては、
環境影響評価・・・H29,H27,H26
対象事業(第一種、第二種)
手続・・・スクリーニング(第二種事業の判定)、スコーピング(アセス方法の決定)
方法書→準備書→評価書
意見書の提出(誰でも可)※頻出
条例
環境指標等・・・H30,H29,H28,H26
BOD,COD ※2つの違い、頻出
PM2.5
指標生物
公害・・・H30,H29,H28,H27
典型7公害(大気汚染、水質汚濁、土壌汚染、騒音、振動、地盤沈下、悪臭)・・・法律、基準等
公害苦情受付件数・・・傾向、特徴等
関連法律・・・H28,H27
建設リサイクル法 H28
廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃掃法) H27
その他
現象・・・富栄養化 H30,H26
構想等・・・3R(Reduce, Reuse, Recycle)H29、ゼロ・エミッション H30,H26
公表・・・レッドデータブック H30,H26
旅客輸送の単位輸送量当たりの二酸化炭素量 H26
となっております。
R1は、H30に出題されなかった環境影響評価が出題される確率が高い気がします。手続きフローや頻出用語を押さえておきましょう。大学時代にエンジニアリング科目を履修しなかった人にとって、建設環境は割と理解しやすいと思いますので、過去問を押さえて、得点源にできると良いですね。