先日の10/29に令和元年度技術士第二次試験の筆記合格発表がありました。
今回は延べ30名ほどの指導に関わらせて頂きまして、見事筆記合格を勝ち取った人達がいます。
面白いことに、今回の筆記合格者には共通点がありました。
それは、筆記試験直前まで、講師の私を有効活用してくれたことです。具体的には、私の論文添削に対して、真摯に取り組み、修正論文を何度も提出してくれました。
筆記試験を受験された皆さんにおかれましては、受験指導を受けた方も多いと思いますが、講師を使い倒す(=有効活用する)ことをオススメします。
教える側は、受講生から問いかけがないと応えようがない側面があります。受講生の中には、「まだ勉強不足なので、先生に聞く前に自分でもっと勉強しなくては」という考えの人がいますが、この状態のまま、試験当日を迎えてしまう人が少なくありません。
自分の今の状況を担当講師に赤裸々に報告して、悩みを相談したり、アドバイスを求めたりしてみると、貴重な気づきやヒントを得られたり、モチベーションが向上したりすることがよくあります。
講師を先生と崇めるだけではなく、講師を伴走者=コーチと思って、積極的にコミュニケーションしていきましょう。技術士に求められる資質能力の一つが「コミュニケーション」です。講師ともコミュニケーションをどんどん取っていきましょう。これを嫌がる講師であれば、別の講師を師事した方が良いです。そうすることで合格確率をどんどん上げていくことが可能になると思います。
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