技術士第二次試験を俯瞰してみよう(2)

今回は技術士として求められる資質能力等を見ていきたいと思います。

平成31(2019)年度技術士試験合否決定基準https://www.engineer.or.jp/c_topics/006/attached/attach_6324_1.pdf

平成31(2019)年度 技術士試験の概要について https://www.engineer.or.jp/c_topics/005/attached/attach_5698_1.pdf

を見ますと、筆記試験および口頭試験で問われる能力等が羅列されています。

総監部門以外の部門については以下のとおりです。

【筆記試験】
 専門知識
 応用能力
 問題解決能力
 課題遂行能力

【口頭試験】
 実務能力
 コミュニケーション
 リーダーシップ
 評価
 マネジメント
 技術者倫理
 継続研さん

 公表済みの資料(平成31(2019)年度 技術士試験の概要について P4)に、能力等の定義が書かれていますので、これらをしっかりと確認した上で準備に入ることをオススメします。

総監部門以外の部門においては、(昨年度の、)課題解決能力がなくなって、問題解決能力、課題遂行能力となっております。

「修習技術者のための修習ガイドブックー第3版ー(平成27年1月)」のP10以降に、各能力等の定義や詳細説明が載っております。宜しければご確認ください。

昨年度以前は第二次試験と同ガイドブックにおける用語の定義等(例:問題、課題)が必ずしも一致していなかった印象を持っておりますが、今回から統一を図られるのかな?と個人的に感じているところです。

修習技術者のための修習ガイドブックー第3版ー(平成27年1月) https://www.engineer.or.jp/c_topics/003/attached/attach_3637_1.pdf

本格的に準備・勉強を始める前に、一度これらを正しく押さえておくことをオススメします。