近年の技術士第二次試験の合格率は約7%といわれています(年度によって前後しますが)。
今回はこの合格率の裏面にスポットを当ててみたいと思います。
技術士試験に限った話ではないかと思いますが、資格試験の受験会場に行くと、一定の空席があります。
つまり出願したけど、受験をしない方が一定数いらっしゃいます。
技術士第二次試験の筆記試験だと、約21%の人たちが受験を棄権されています。※もちろんやむを得ない事情で残念ながら棄権せざるを得ない人たちもいらっしゃいます。
また、ほとんど勉強できないまま受験して「不合格」になる方も一定数いらっしゃいます。
以前のブログ記事「技術士第二次試験筆記合格者の特徴」において、
教える側は、受講生から問いかけがないと応えようがない側面があります。受講生の中には、「まだ勉強不足なので、先生に聞く前に自分でもっと勉強しなくては」という考えの人がいますが、この状態のまま、試験当日を迎えてしまう人が少なくありません。
と書かせて頂きましたが、講師である立場の私としては、問いかけがない受講生に対しての「無力感」を感じておりました。これは私に限らず、先生業の方々に共通する思いかもしれません。
「技術士になってより社会のために貢献したい。だけど、やる気が持続しない。」という悩みをお持ちの受講生は少なくありません。このような方々のために、自分は何ができるだろうか?と思い、本日からコーチングを本格的に学ぶことにしました。
コーチングには、セルフコーチング(自分で自分をコーチングできるようになる)という正の側面もありますし、教える立場であるからこそ、学び続けることが大切だと思っている次第です。
これから、コーチングについて私が学んだこともこのブログで披露していきたいと思いますし、技術士受験のプロのコーチとして、受験される皆さんのお役に立ちたいと思います!