技術士試験受験×コーチング #2 コンフォートゾーンとは?

前回は、コーチングについてお話させていただきました。

今回はコンフォートゾーン(comfort zone)についてお話したいと思います。

コンフォートゾーンって、聞いたことありますか?

言い換えると、自分のホームグラウンドのことで、慣れていて、良くも悪くも居心地のいい場所のことです。

イメージとしてはこんな感じでしょうか。

満員電車や平日のルーチンワーク、ほぼ毎日の深夜残業、気の置けない仲間との語らいなど、慣れ親しんだ空間=コンフォートゾーン

人は無意識のうちにコンフォートゾーンを形成し、その中に居続けようとするといわれています。

「新たなゴールを設定したら、勇気を持って、自分のコンフォートゾーンを飛び出して、どんどんチャレンジしていこう!」という言葉をこれまでよく耳にしてきましたが、どうもそうではないらしいです。

コンフォートゾーンはホームグラウンドなので、ここにいるとリラックスしていて、IQが高く、自身の能力を十分に発揮できます。

ただ、コンフォートゾーンの中にいたままだと、思うように成長・進歩発展することができず、ゴールを設定してもなかなか達成できません。

しかし、コンフォートゾーンを出てしまうと、とたんに緊張状態となり、IQが下がり、自身の能力を発揮することができません。

「新たなゴールを設定しても、三日坊主で長続きしない、モチベーションが続かない、自分はダメな人間だ」

「技術士に合格しようと思い、毎年度決意を新たにするのだが、出願後の勉強が続けられない」

というのは、上述の現象が現れているだけで、あなたの気合いや意識が足りないわけではないのです。

Image by Davidqr from Pixabay

問題は、ゴールがあなたのコンフォートゾーンの外にあるということなのですね。

ではどうするのか?

あなたのコンフォートゾーンを変えるということです。

 

じゃあ、コンフォートゾーンを変えるにはどうするのか?

そのためには、ゴールの設定から考えていく必要があります。

あなたの今のゴールは、どのようにして設定しましたか?

次回は「ゴールの設定」についてお話したいと思います。