試験勉強をするうえでのヒント~人間が変わる方法by大前研一さん

このブログで、時々(技術士第二次試験に限らず)試験勉強をするうえでのヒントをお伝えしていきたいと思います。

今回は、大前研一さんの言葉を紹介させて頂きます。

人間が変わる方法は3つしかない。


1番目は時間配分を変える。
2番目は住む場所を変える。
3番目はつきあう人を変える。 


この3つの要素でしか人間は変わらない。
 
最も無意味なのは、『決意を新たにする』ことだ。

 

大前研一

技術士試験への挑戦は、人生を変える力があると思います^-^

技術士第二次試験合格に向けて、既に学習方法・パターンが確立している人はそのまま継続していかれると良いと思います。ただ、学習方法・パターンが確立していても、その方向が合格に向かっていなければ意味がありません。技術士からの添削・コメントを踏まえて、適宜軌道修正を重ねていくことが重要です。

 

1番目は時間配分を変える。

 一日のスケジュールにおいて、仕事や食事、移動、睡眠の時間を先に取って、残った時間を試験勉強に充てるスタンスだと、仕事等が立て込んでくると勉強時間がなくなってしまうことになります。

 ここは逆の発想で、先に勉強時間を確保してしまいましょう。朝型の人は起床時刻と就寝時刻を前倒しして、出勤前に勉強時間を取ると良いですね。夜型の人は夜に集中して勉強できる時間を確保できるよう、ご家族にも協力してもらうと良いです。


2番目は住む場所を変える。

 住む場所を変えられる人は限られてしまうかも知れませんが、勉強できる環境を整えることは多くの人たちができるかと思います。自宅が勉強しにくい環境であれば、図書館や喫茶店、公園など、集中しやすい場所を見つけましょう。自然の音(風、鳥のさえずり等)が聞こえてくる空間は人間にとって集中しやすいようです。


3番目はつきあう人を変える。

 つきあう人は重要です。「人はつきあっている人たちの平均値になる」とよく言われます。それはつきあっている人たちと会話したり行動したりするうちに、無意識のうちにつきあっている人たちの影響を受けて、思考や行動が似通ってくるということだと思います。

 ですので、成長し続ける人は時間が経つにつれて、つきあう人たちが変わっていくのです。成長したければ、つきあう人たちを変えていく必要があります。といっても絶交するわけでなく、自然と移行していくイメージです。

 技術士第二次試験に合格するために、どういう人たちとつきあうと良いでしょうか? 逆にどういう人たちとつきあわない方が良いでしょうか?(笑)

 前者の代表例は、技術士(指導者)や技術士試験の受験仲間ですね。後者の代表例は飲み仲間・遊び仲間かも知れませんね。後者については事情を話して、「口頭試験が終わるまでは・・・」と期限を伝えておくと良いかと思います。

 

 この3つの方法を定着させるためには時間を要するかも知れませんが、何度か試行を繰り返して、4月中に定着できると理想的だと思います。

 最後の、

 最も無意味なのは、『決意を新たにする』ことだ。

 という言葉は大変興味深いです。私は、「決意するだけでは継続することは困難。それよりも環境・仕組みを変えれば自動的に意識が変わる」ということだと捉えています。

 皆さんはこの言葉を聞いて、どのような印象を持ちましたか?宜しければ共有させてください^-^

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