技術士 第一次試験 基礎科目 1群 エンジニアリングデザイン 一問一答【6】

1群 エンジニアリングデザイン

エンジニアリングデザインの原理・原則について、下記ア~オの正誤を答えよ。

ア エンジニアリングデザインは調和することによって成立する。

イ エンジニアリングデザインは複雑をもって最善とする。

ウ システムが困難化、巨大化するときは分割する。

エ 各機能の独立性が低いほど、良いシステムである。

オ システムには、概ねばらつきがある。

エンジニアリング・デザインとは、JABEE におけるエンジニアリング・デザイン教育への対応基本方針(P4)によると、

「数学、基礎科学、エンジニアリング・サイエンス(数学と基礎科学の上に築かれた応用のための科学とテクノロジーの知識体系)および人文社会科学等の学習成果を集約し、経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性などの現実的な条件の範囲内で、ニーズに合ったシステム、エレメント(コンポーネント)、方法を開発する、創造的、反復的で、オープンエンドなプロセスである。」と定義づけられています。
 

といったところが分からなくても、一般常識で考えて正答しやすい問題といえます。

 

ア エンジニアリングデザインは調和することによって成立する。→正  妥当な感じです。

イ エンジニアリングデザインは複雑をもって最善とする。→誤 複雑が最善とは違和感ありです。

ウ システムが困難化、巨大化するときは分割する。→正 妥当ですね。

エ 各機能の独立性が低いほど、良いシステムである。→誤 独立性が高いと良いシステムですね。

オ システムには、概ねばらつきがある。→正 妥当ですね。

 

H28に出題されました。