技術士 第一次試験 基礎科目 1群 製作図作成 一問一答【7】

1群 製作図作成

設計者が製作図を作成する際の基本事項を下記(1)~(5)に示す。それぞれの正誤を解答してください。

(1)図面は投影法において第二角法あるいは第三角法で描かれる。

(2)寸法記入は製作工程上に便利であるようにするとともに、作業現場で計算しなくても寸法が求められるようにすること。

(3)車輪と車軸のように、穴と軸とが相はまり合うような機械の部品の寸法公差を指示する際に「はめあい方式」がよく用いられる。

(4)工業製品の高度化、精密化に伴い、製品の各部品にも高い精度や互換性が要求されてきた。そのため最近は、形状の幾何学的な公差の指示が不要となってきている。

(5)図面には表題欄、部品欄、あるいは図面明細表が記入される。

正答

(1) JISによると、投影図は第三角法による。ただし、第三角法で理解しにくい場合は第一角法または矢示法を用いても良いとされている。

(2)

(3)

(4) 公差の指示が必要とされている。

(5)

H26に出題されましたが、5択なので、(1)(4)の正誤がよく分からなくても、例えば、比較的分かりやすい(2)(5)が正だと捉えられれば、選択肢は1つに絞られます。