総合技術監理部門 過去問解説 人的資源管理 労働基準法~必須科目(択一式)H30-Ⅰ-1-16

今回も、技術士第二次試験 総合技術監理部門の択一式 平成30年度の過去問を見ていきたいと思います。


平成30年度技術士第二次試験 総合技術監理部門 必須科目(択一式)

人的資源管理 労働基準法からの出題ですね。

 

正答は⑤となります。

労働基準法39条10項に、

○10 労働者が業務上負傷し、又は疾病にかかり療養のために休業した期間及び育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律第二条第一号に規定する育児休業又は同条第二号に規定する介護休業をした期間並びに産前産後の女性が第六十五条の規定によつて休業した期間は、第一項及び第二項の規定の適用については、これを出勤したものとみなす。

とあります。

労働基準法の知識がなくても、①~④は概ね適切と考えられること(③に違和感を感じる場合もあるかも知れませんが、変形労働時間制とあるので・・・)、また、⑤の選択肢にある「・・・10労働日の有給休暇を与えなければならない。なお、・・・育児休業又は介護休業をした期間は出勤したとはみなさない。」という部分について、今の世の中の流れ(働き方改革、働きやすい職場環境が訴えかけられている)からして、違和感がありますので、正答しやすい問題ともいえます。(※「育児・介護は有給休暇扱いだと厳しいのでは。。。」という想像力)

 

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