今回も、技術士第二次試験 総合技術監理部門の択一式 平成30年度の過去問を見ていきたいと思います。
社会環境管理 地域環境問題からの出題です。
この問題も、専門外であっても、気象予報等でPM2.5を耳にしていれば、選択肢を少し丁寧に読むことで、正答であろう選択肢を絞り込むことが可能だといえます。
選択肢を一通り見てみますと、
①・・・PM2.5という言葉は耳にするようになって久しく、少なくとも「人の健康への影響等について未解明なところが多く」といったところに違和感あり。
②・・・警報等の発令濃度は耳にしたことがない気がするが。。。
③・・・逆で、気象予報等で冬季~春季にかけて上昇傾向があるという感覚。
④・・・発生メカニズムは詳しく分からないが、さほど違和感はなし。
⑤・・・気象予報等で、中国等からの越境汚染で九州北部の濃度が高い印象あり。
といった感じでしょうか。これにより、①③⑤が除外され、②④が残り、二択に絞ることができます。
二巡目として、②と④を比較して、より適切なほうはどちらかと考えてみます。
→正答は④となります。
※光化学オキシダントは「注意報/警報」が発令されますが、PM2.5は「注意喚起」が実施される形となっております。
以下に参考URLをご紹介しますので、ご参照下さい。