今回も引き続き、技術士第二次試験 総合技術監理部門の択一式 平成30年度の過去問を見ていきたいと思います。
マスカスタマイゼーション(mass customization)は、大量生産に近い生産性を保ちつつ、個々の顧客のニーズに合う商品やサービスを生み出すことと定義づけられています。平たく言うと、大量生産においてちょっとした工夫を行うことで、戦略的優位と経済的価値を高める行為といえそうですね。
この問題は、ある意味勉強しなくても、イメージすれば正答しやすいといえます^-^
(ア)顧客情報の事前分析が可能なのは、ホテルだけですね。→B
(イ)簡単な施しとありますので、カスタムメイドの靴ではなく、シャツのネーム入れですね。→D
(ウ)相互対話 = Cには顧客との会話 とありますのでこれは簡単!→C
(エ)顧客自身でカスタム化=プログラム可能な照明ですね。→A
よって、⑤が正答となります。