技術士 総合技術監理部門 過去問解説 人的資源管理 育児・介護休業法~必須科目(択一式)H30-Ⅰ-1-9

今回も引き続き、技術士第二次試験 総合技術監理部門の択一式 平成30年度の過去問を見ていきたいと思います。




平成30年度技術士第二次試験 総合技術監理部門 必須科目(択一式)

第9問から第18問は人的資源管理からの出題となります。

 

(ア)~(オ)を見ますと、知識がなくても、(イ)~(オ)は利用可能と考えられます。

(ア)については、育児休暇の対象期間が気になるところですが、厚生労働省HPによると、「労働者が原則としてその1歳に満たない子 を養育するためにする休業」と説明されています。 

ご自身が対象者であったり、職場や身近に産休・育休を取っている人がいたりすると、出産前から復帰まで2年弱なので、2歳児は育児休暇の対象にならないのかなと考えることができます。対象者がいないと分かりませんね^^;

 

よって、(ア)は利用できない。(イ)~(オ)は利用可能ということで、

→正答④ となります。

正答したい問題の1つですね。

 

法令関係の過去問を見てしまうと、関係法令の概要や留意点等を網羅的に押さえないといけないのか・・・と思ってしまうかも知れませんが、ある程度常識的に正答を選ぶことも可能ですし、大まかに押さえるイメージで勉強されると良いと思います。

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