技術士 総合技術監理部門 過去問解説 経済性管理 財務諸表~必須科目(択一式)H29-1-2

前回に引き続き、技術士第二次試験 総合技術監理部門 択一式H29過去問を見ていきます。


平成29年度技術士第二次試験 総合技術監理部門 必須科目(択一式)

経済性管理 財務会計からの出題ですね。貸借対照表と損益計算書の用語説明です。青本P53にも記載されていまして、頻出問題の1つといえます。

これは選択肢①をみて、これが正答(不適切)だと気づきたい問題です。

 

売上総利益とは、売上高から売上原価を引いたもので、粗利ともいわれます。これから更に販売費及び一般管理費を引いたものは営業利益となります。

 

もし選択肢①が分からなかったとしても、

流動(資産・負債)=短期(1年以内)、固定(資産・負債)=長期 といったところが分かっていれば、③④⑤は適切→選択肢を①②に絞り込むことができ、正答確率を上げることができます。

 

キャッシュフロー(CF)が出題されることもありますので、財務CF、投資CF、営業CFの3種類の特性等を押さえておきましょう。

Image by Steve Buissinne from Pixabay