技術士 総合技術監理部門 過去問解説 情報管理 クラウドサービス~必須科目(択一式)H29-1-23

今回も、技術士第二次試験 総合技術監理部門 択一式H29過去問を見ていきます。



平成29年度技術士第二次試験 総合技術監理部門 必須科目(択一式)

 

情報管理 情報通信技術動向からの出題です。

クラウドサービスはここ最近よく耳にしますね。クラウドとは雲(cloud)の意味です^-^

総務省HPにクラウドサービスの概略説明等がありますが、以下に示すイメージ程度が掴めていれば十分に正答できる問題といえます。

クラウドサービスとは?(総務省HP)

 

選択肢を読んでみて、④の「個人が利用できるクラウドサービスは少ない」といったところに違和感を覚えればOKです。

総務省HPにおいても、「個人が利用するさまざまなインターネット上サービスがクラウドサービス上で稼働している」とあります。

⇒正答は④となります。

 

また、同じく総務省HPにクラウドサービスの概要が説明されていますので、確認してみてください^-^


クラウドサービス
クラウドサービスは、クラウドコンピューティングの形態で提供されるサービスです。従来は、利用者側がコンピュータのハードウェア、ソフトウェア、データなどを、自身で保有・管理し利用していました。クラウドサービスでは、利用者側が最低限の環境(パーソナルコンピュータや携帯情報端末などのクライアント、その上で動く Web ブラウザ、インターネット接続環境など)を用意することで、さまざまなサービスを利用できるようになります。  クラウドサービスは、主にSaaS(Software as a Service)、PaaS(Platform as a Service)、IaaS(Infrastructure as a Service)の3つの形態で提供されています。


クラウドサービスは、企業が情報資産を管理する手段として急速に普及しています。また、個人が利用するインターネット上のさまざまなサービスが、意識するかどうかにかかわらず、クラウドサービス上で稼働するようになっています。
  クラウドサービスを利用する場合には、データがクラウドサービス事業者側のサーバに保管されているということ、インターネットを介してデータなどがやりとりされることなどから、十分な情報セキュリティ対策が施されたクラウドサービスの選択が重要であるということを理解した上で利用することが大切です。


クラウドサービスとは?(総務省HP)