技術士 総合技術監理部門 過去問解説 情報管理 知的財産権~必須科目(択一式)H29-1-24

今回も、技術士第二次試験 総合技術監理部門 択一式H29過去問を見ていきます。


平成29年度技術士第二次試験 総合技術監理部門 必須科目(択一式)

情報管理 知的財産権からの出題です。

これは産業財産権(特許、実用新案、商標、意匠)について概略や傾向を掴んでいないと正答は難しいですね。

昨今、何かと商標出願が乱立していて、本家本元の商標が全く関係のない第三者に先行出願されているといったニュースを覚えていれば、増加傾向にある(イ)は商標かなと推測がつきます。

→これにより選択肢は②⑤に絞られます。

(ア)(ウ)のグラフを見ますと、いずれも横ばい~減少傾向にありますが、件数に大きな開きがありますね。

特許出願件数が実用新案に比べて圧倒的に多いことが押さえられていれば、④を選ぶことができます^-^

→正答は④となります。

 

ご参考まで、官邸及び特許庁のHP記事を以下に紹介します。概要を押さえておくと良いですね。

 

知的財産戦略に関する基礎資料 2018年11月 内閣府知的財産戦略推進事務局
産業財産権について(特許庁)