技術士 総合技術監理部門 過去問解説 ~必須科目(択一式)H30-Ⅰの振り返り

前回まで40回にわたり、総監の択一式(H30)40問をみてきました。

問題文に出てくるキーワード等の説明よりも、正答するための、または正答確率を上げるための解法アプローチの視点を重視して解説してきました。

択一式の解答時間は2時間あります。40問ありますので、1問当たり3分(弱)となります。

3分弱であっても、問題文をじっくり読み、選択肢を比較検証する時間は十分にありますので、分からない問題であっても、選択肢を絞り込むプロセスを丁寧にやってみると良いと思います。

また分かる問題は短時間で解いて、分からない問題や計算問題に多めに時間をかけると良いです。

計算問題は最後に解くと良いかと思います。解法は分かっていても、電卓がない状態で複雑な計算をしなければならない場合は思いのほか時間を消費してしまうことがあります。

 

私が受験したのは6年前でして、青本からの出題率が比較的高い時代でした。過去問(過去5年等)の出題分野を整理してみると、頻出分野が見えてきます。そこをしっかり押さえつつ、それ以外の分野は広く浅く押さえておくと良いと思います。試験本番では、分かる問題6割前後、分からない問題だけど選択肢を絞り込むプロセスで1-2割前後を正答できて、トータル7割程度で合格できれば理想かと思います^-^

記述式の勉強とうまく絡み合わせながら、どちらかに偏りすぎないよう、学習計画を立てて頑張って下さい。

 

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