技術士 建設部門 必須科目へのアプローチ⑯~国土交通白書2018~

今回も、国土交通白書2018  第II部 国土交通行政の動向 国土交通TOPICSを見ていきたいと思います。

18 日本の重力値の基準を40年ぶりに更新~あなたの体重がほんのわずか変わります~

 国土地理院では、水の流れにつながる標高の決定、物の質量を量る「はかり」の校正、活断層調査や資源探査などに活用されている国内の重力値の基準を40年ぶりに更新し、「日本重力基準網2016(JGSN2016)」として2017年3月15日に公開しました。

 JGSN2016は、最新の観測結果に基づく全国の重力値の基準です。重力値は時間や場所で変化します。これまでの基準は、国土地理院が1976年に整備した「日本重力基準網1975(JGSN75)」でしたが、公開から40年が経過し、地殻変動などによる影響で実際の重力値との乖離が大きくなったため、今回改定することとしました。
 
改定に伴う重力値の変化は、最大で地上での重力値の-1×10-5%(-0.1mGal)程度で、これは60kgの体重がヤブ蚊数匹分(約0.006g)軽くなったことに相当します。

 今後は、これらの重力値を基準として、全国の重力分布を航空機で効率良く測定し、GPSや準天頂衛星等の衛星測位システム(GNSS)を利用して標高を得るために必要となる精密な標高の基準(ジオイド)を整備する計画です。
 

技術士第二次試験(建設部門必須科目)で出題されることはなさそうですが、重力値を40年ぶりに見直したという興味深いトピックですね。

引力と遠心力の合力が重力であることから、緯度によって重力が異なるのですね。

全国の重力分布を航空機で測定する技術や、活断層調査や資源探査にも重力値が活用されるといったことも興味深いですね。

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