技術士 総合技術監理部門 過去問解説 安全管理 死亡者数の長期的推移~必須科目(択一式)H29-1-32

今回も、技術士第二次試験 総合技術監理部門 択一式H29過去問を見ていきます。


平成29年度技術士第二次試験 総合技術監理部門 必須科目(択一式)

安全管理からの出題です。

この問題は、各死亡原因の特性を掴めれば、正答しやすいといえます^-^

特に、自然災害は分かりやすいかと思います。直近ですと、東日本大震災(2011)、阪神淡路大震災(1995)のときに多数の死亡者が出ていますので、その年に山があります。→(エ)は自然災害となり、選択肢は①⑤に絞られます。

次に、自殺者数です。ここ数年、毎年2-3万人で推移しており、最近では自殺者数が減ってきていることがニュース等でよく報じられています。またバブル崩壊後(1990代前半)に急増していることも特徴です。→(ア)は自殺となり、選択肢は⑤に絞られます。

(イ)の交通事故の傾向も押さえておきたいところです。自動車の普及が高まった、1970年代にピークが来ているところが特徴です。

 

→正答は⑤となります。