技術士第二次試験の論文添削をしていると、非常にもったいない答案によく出会います。
課題抽出はできている。
文章もそれなりに書けている。
しかし、なぜか評価が伸びない。
その原因の一つが、
「最重要課題と解決策がつながっていない」
という問題です。
例えば、
最重要課題
「担い手不足への対応」
と書いたにもかかわらず、
解決策として
・ICT施工の推進
・BIM/CIMの活用
・DXの推進
だけを並べてしまうケースがあります。
もちろん、これらは重要な施策です。
しかし、「担い手不足」という課題に対して考えると、
- 労働環境の改善
- 働き方の多様化
- 適正工期の確保
- 適正価格の確保
といった視点も必要です。
つまり、解決策は単なる知識の披露ではなく、
「その課題を本当に解決できるのか」
という視点で考えなければなりません。
試験委員が見ているのは、個別技術の知識量だけではありません。
課題を分析し、その原因を考え、多面的な解決策へ落とし込む力です。
だからこそ、
「この解決策は、なぜその課題に有効なのか」
を常に意識して論文を組み立てることが重要です。
本番まで残された時間は限られています。
しかし、今からでも十分に伸ばせるポイントがあります。
知識を増やすことも大切ですが、それ以上に、
課題と解決策のつながりを意識すること。
これが合格答案への大きな一歩になります。
ぜひ一度、ご自身の過去の答案を見直してみてください。
きっと新たな気づきが得られるはずです。
YouTube動画はこちらからどうぞ。
皆さんの合格を心より応援しています。




