技術士 総合技術監理部門 過去問解説 経済性管理 予防保全~必須科目(択一式)H29-1-4

今回も、技術士第二次試験 総合技術監理部門 択一式H29過去問を見ていきます。


平成29年度技術士第二次試験 総合技術監理部門 必須科目(択一式)

経済性管理 設備管理からの出題です。

総合技術監理部門の技術体系(キーワード)についてのP9にも予防保全や予知保全といったキーワードが挙げられており、過去に出題された実績も何度かありますので、押さえておきたいところです。

もし勉強していなかったと仮定して、いかに正答確率を上げられるか見ていきたいと思います。

空欄(ア)において、清掃や点検とあることから、保全予防でも改良保全でもなく、日常保全だと捉えることができます。これにより、一気に選択肢が①②に絞られます。

次に空欄(イ)においては、緊急点検or設備診断のいずれかとなりますが、劣化を測定するための・・・とありますので、緊急時に劣化を測定する、というのは違和感ありますね。ここは設備診断がしっくりきます。

これで選択肢は②に絞られます。→正答は②となります。

空欄(ウ)(エ)には、予防保全の種類である、定期保全と予知保全が入ります。

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総合技術監理部門の技術体系(キーワード)についてのP9では、

 予防保全

定期保全

予知保全

 事後保全

 改良保全

 保全予防

とありますが、正しくは、

 予防保全

  定期保全

  予知保全

 事後保全

 改良保全

 保全予防

になりますね。細かいところですが、留意してください。