「多面的な観点」とは? 技術士第二次試験筆記試験

技術士第二次試験の必須科目Ⅰでは、

「多面的な観点から課題を抽出せよ」

という設問がよく出題されます。

しかし、添削をしていると、

・(3つの)観点が偏っている

・(3つの)観点が重複している

・(3つの)観点が網羅的でない

・問題文の与条件を無視した観点となっている

といった答案を見かけることがあります。

これだと、問題文の目的や与条件との関係が弱くなり、十分な評価につながらないことがあります。

例えば、令和7年度建設部門必須科目Ⅰでは、「経済成長の実現」がテーマでした。

この場合、例えば、建設部門全体の観点から、

・物流・産業競争力の観点
・地域活性化・地方創生の観点
・DX・生産性向上の観点

といったように、経済成長という目的に対して異なる角度から課題を整理することが重要になります。

私がお勧めしているのは、

①問題文をよく読む

②問題の背景や目的を整理する

③異なる観点から問題を分析する

④課題としてまとめる

という流れです。

課題提示は、解決策や波及効果の土台となる重要な部分です。

焦って課題を書き始めるのではなく、「なぜその課題が重要なのか」を考えてみてください。

多面的な観点を意識できるようになると、答案全体の説得力も大きく向上します。

以下の動画を公開しておりますので、ご覧頂ければ幸いです。

皆様の学習の参考になれば幸いです。