技術士 総合技術監理部門 過去問解説 経済性管理 品質管理~必須科目(択一式)H29-1-1

今回より、技術士第二次試験 総合技術監理部門 択一式H29過去問を見ていきます。


平成29年度技術士第二次試験 総合技術監理部門 必須科目(択一式)

 

経済性管理 品質管理からの出題です。QC7つ道具、新QC7つ道具の説明問題で、頻出問題の1つですので、ぜひ正答したいところです。青本P34に各道具の概要が書かれていますね。

もしQC7つ道具、新QC7つ道具といったことを知らなくても、正答へのアプローチは可能かと思います。

(イ)にある特性要因図がフィッシュボーン図ということを知っていれば、選択肢を①②④に絞り込めます。また、説明文に「管理限界線」とありますので、「管理図」ではないかとの推測がつくと、②④に絞り込めます。

(ウ)について、「行と列に配置」といったところで、「マトリックス」と捉えられれば、選択肢を④のみに絞れます。

また、(ア)について、「散布図」のことだと分かる人にとっては、選択肢を④⑤に絞れます。

→正答は④となります。

QC7つ道具は主として数値データを扱うことに適しており、新QC7つ道具は主として言語データの分析に適しているとされています。繰り返しますが、頻出問題の1つですので、QC7つ道具、新QC7つ道具は全て押さえておきましょう!

 

参考URL

QC7つ道具と新QC7つ道具(電気通信主任技術者総合情報HP)

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