【技術士二次試験】口頭試験完全攻略ロードマップ①|試験の全体像と評価項目を押さえよう

令和8年度技術士第二次試験の筆記試験を受験し、口頭試験に向けた準備を進めたい方。特に、口頭試験の概要や評価項目、具体的な準備方法を知りたい受験者を想定しています。

技術士第二次試験の筆記試験を受験された皆さん、口頭試験に向けた準備は進んでいますでしょうか。

「口頭試験では何を聞かれるのだろう?」
「どのような観点で評価されるのだろう?」
「いつ頃から、何を準備すればよいのだろう?」

このような疑問をお持ちの方も多いと思います。

技術士ライトハウスでは、口頭試験に向けた準備を段階的に進めていただけるよう、YouTube動画「技術士口頭試験 完全攻略ロードマップ」シリーズをお届けします。

第1回となる今回は、口頭試験の全体像、評価項目、令和8年度から適用されるコンピテンシーの改訂内容、今後の準備スケジュールについて解説しています。

1.口頭試験は「技術士としての適格性」を確認する試験

技術士第二次試験の口頭試験は、筆記試験に合格した方を対象に実施されます。

令和8年度の口頭試験は、令和8年12月上旬から令和9年1月中旬にかけて、東京都で実施される予定です。

口頭試験では、単に専門知識を持っているかどうかだけではなく、これまでの業務経験や技術者としての考え方などを通じて、技術士としての適格性が確認されます。

そのため、出願時に提出した業務経歴や業務内容の詳細について、改めて振り返っておくことが重要です。

特に、自分が担当した業務について、どのような課題があり、どのように考え、判断し、行動したのかを整理しておきたいところです。

2.口頭試験の評価項目を理解しておこう

口頭試験の準備を進めるうえで、まず押さえておきたいのが評価項目です。

総合技術監理部門以外の一般部門では、次の4つの試問事項が評価されます。

  • マネジメント、評価
  • コミュニケーション、リーダーシップ
  • 技術者倫理
  • 継続研さん

これらは、技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)に対応しています。

また、合否判定では、各試問事項について所定の基準を満たす必要があります。

つまり、特定の項目だけに力を入れるのではなく、それぞれの評価項目について、自分の業務経験と関連付けながら説明できるようにしておくことが大切です。

なお、総合技術監理部門では、総合技術監理の視点からの応用能力や体系的専門知識も問われます。

今回の動画では、一般部門と総合技術監理部門の評価項目や配点についても整理しています。

3.令和8年度から適用されるコンピテンシーにも注目

令和8年度の技術士試験では、令和5年1月に改訂された「技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)」が適用されます。

今回の改訂では、例えば次のような観点が明確になっています。

コミュニケーション

情報技術の活用や、多様な関係者との包摂的な意思疎通・協働といった観点が示されています。

技術者倫理

社会・経済・環境への影響に加え、文化的価値の尊重なども意識したいところです。

継続研さん

知識や技術の習得だけではなく、CPD活動などを通じて、自らの資質能力を維持・向上させ、変化する業務環境に適応していくことが求められます。

ただし、コンピテンシーの改訂によって、口頭試験の試問事項そのものが変更されるわけではありません。

大切なのは、新しいキーワードを無理に暗記することではなく、これまでの業務経験を改訂後のコンピテンシーに照らして振り返ることです。

自分の経験の中に、これらの資質能力を発揮した場面がなかったか、考えてみてください。

4.口頭試験の準備は早めに始めよう

令和8年度の筆記試験合格発表は11月上旬、口頭試験は12月上旬から予定されています。

受験者によっては、筆記試験の合格発表から口頭試験本番まで、1か月程度しかありません。

そのため、合格発表を待ってから準備を始めるのではなく、今のうちから少しずつ取り組んでおくことをおすすめします。

まずは、出願時に提出した業務経歴票や業務内容の詳細を読み返してみましょう。

そのうえで、各業務について、課題、工夫した点、判断の根拠、成果などを整理しておくとよいでしょう。

また、想定質問に対する回答を考えるだけではなく、実際に声に出して説明する練習も効果的です。

口頭試験では、質問の意図を理解し、簡潔明瞭に回答することが求められます。

自分の経験を相手に分かりやすく伝えることを意識してみてください。

5.YouTube動画をご活用ください

今回のYouTube動画では、口頭試験の全体像や評価項目、令和8年度からのコンピテンシー改訂、準備スケジュールについて、スライドを用いて解説しています。

口頭試験対策をこれから始める方はもちろん、すでに準備を進めている方にも、全体像を再確認する機会としてご活用いただければと思います。

▼ YouTube動画はこちら

おわりに

口頭試験は、これまでの技術者としての経験や考え方を、試験委員に伝える機会でもあります。

十分な準備を進めるためには、まず試験の仕組みや評価項目を理解し、自分自身の業務経験を整理することが大切です。

今回の動画を参考に、できるところから準備を始めていただければと思います。

技術士ライトハウスでは、引き続き「口頭試験 完全攻略ロードマップ」シリーズを通じて、口頭試験対策のポイントをお伝えしていきます。

一緒に準備を進めていきましょう。